Lambent day
- しづこころなく -
2021 . 09 . 19 M 様 ・ T 様 WEDDING STORY
■produced venue / Southeast Botanical Garden
■Wedding title / Lambent day - しづこころなく -
■Concept story /移り行く空(うつろ)の世。光暖かく美しき日々。草木や花のごとく季節を抱きしめたい。この日を迎える奇跡を信じ、
あなたと二人いつも静心でありたい・・・。
■Concept detail/"静心"とは静かで落ち着いた心を指し、ウエディングタイトルの"しづこころなく"とは落ち着いた心が無いという状態。
コロナウイルス感染症の流行に伴い、ウエディングを続行すべきか、お日延べするべきか、沢山の悩みや葛藤がある中でそれでも前を見据え、
幸せになろうと願う新郎新婦様に対してプロデューサーである私自身もお二人とともにしづ心を抱きしめてプロデュースすることを心がけました。
決して答えがない儚い世の中を私達はどのようにウエディングに取り組むべきでしょうか・・・?
やり残しのない全力感と何年経過しても目を閉じればよみがえるLambent day(ゆらゆらと輝く日)を創りました。
作品に込めた想い・・・
"ひさかたの光のどけき春の日に しづ心なく花の散るらむ"
(解説:日の光ののどかな春の日に 桜の花はなぜ落ち着きもなく散っていくのだろう)
※古今和歌集 紀友則
桜に対し " しづ心なく " = 擬人法で季節の美しさを描いた光景は新郎新婦様のイメージそのものでした。